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2011 Intercollegiate Skiing Games Of Japan KAZUNO

 

wasedanews 2011/2/26  

 

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wasedanews 2011/2/24  日大復活!3部を圧倒的実力で制覇

 

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常勝日大、復活――。大会最多の13連覇、33回の優勝を誇り、数々の五輪選手を輩出にもしてきた日大。3年の活動停止期間が解け、インカレに帰ってきた。

3部からのスタートとなったが、「当然3部で優勝する」(川村勝信監督)ことは絶対条件。クロスカントリーと複合の4種目で1位から4位を独占するなど、他校の追随を許さない。382点という大量得点で圧勝。オープン参戦で出場したジャンプ団体では、1部で優勝した早大すらも断トツで上回った。

川村監督は「一人はみんなのためにみんなは一人のために」という精神を選手に求める。できる限り、出場していない選手は応援や表彰式に行くように言うそうだ。男子だけの試合だけではない。男子の連覇記録に並ぶ13連覇を目指す女子部の試合にも男子は大きな声援を送っていた。大会の到る所で見受けられた日大の紺とピンクのウェア。仲間を思う気持ちがいっそう強くなったことを証明していた。

「早稲田だろうが日大だろうが、学生がもっと全日本でも上位を占めるようにならきゃならない」と川村監督は語った。近年は、全日本の大会では社会人が上位を占める。日大が復活したことで、さらに切磋琢磨し、学生間のレベルは高まっていくだろう。日大を含め学生が全日本を席巻する姿に期待したい。
(早稲田スポーツ新聞会)

 

 

chuonews 2011/2/24   無念!昨年に続くリレー4位

 

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6日間、多くのスキーヤーが腕を競いあってきた。歓喜から見せた笑顔があった。悔しさから流した涙があった。そんなインカレも今日、最終日を迎えた。
インカレのトリを飾るのは男子1部・2部の4×10kmリレーだ。応援も一際大きく、最終競技に相応しいほど盛り上がりを見せる。
中大の1走は昨年も1年生ながらリレーに出場した太田圭祐(中大2)が任された。太田は「インカレで調子が上がってなかった分、気持ちでカバーした」と言うように、スタート後駆け出すとすぐ先頭集団に加わった。一時はトップに躍り出るも他大を引き離すことは叶わず、4位で2走の千葉俊弥(中大3)にタッチする。
千葉は必死に前を目指すも、後から来た明大の勢いに付いていけず、一つ順位を落としてしまう。3走の鈴木規之(中大3)も前を行く大学と差を詰めることができず、6位で中継地点に帰ってきた。
だがこの流れをアンカーの中嶋崇仁(中大1)が断ち切った。前半は抑えめで滑走。そして後半に入ると自分のペースを保ちながらも「前が見えていたので、とにかく追いつくように頑張った」(中嶋)と言うように、2人を抜き昨年度と同様の4位でゴールした。
「もうちょっと粘りたかった」(栗山監督)と悔しさもあるが、1、2年生の若い戦力が十分に健闘した今大会。来年度につながる一歩になったに違いない。
(中大スポーツ新聞部)

 

 

wasedanews 2011/2/23   「2つの『旭川』が1部W初昇格!」



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いよいよ、あすで全日程を終える全日本学生スキー選手権大会。第6日は1部の試合はなく、会場の人数もまばら。しかし、それは1部での話。下部校にとっては、きょうが最終日。最終競技のリレーに入っても、デットヒートは続いた。その激しい昇格争いを制した2つの女子部の喜びの声を聞いた。

3人一丸となって成し遂げた快挙だった。2部で優勝し、初の1部昇格を決めた旭川大女子部。部員はわずかクロカン選手3人。だが、この3人が群を抜く活躍を見せた。スプリントでは表彰台独占。リレーでは2位と6分近くも離すなど、まさに圧巻。その原動力は2人の1年生だ。島貫蓮(1年)はスプリントと5キロクラシカルの2冠。鈴木有南(1年)も2位を2つと、チームの軸となった。また、昨年2冠を取ったものの、選手が1人しかいないため涙をのんだ山田葵主将(3年)も10キロフリーを制した。「故障している人もいて、気持ち的に辛かった」(山田主将)。たった1人が抜けるだけで死活問題。しかし、どんな時でも「3人で盛り上げてきた」(山田主将)。
「嬉しいというよりも、来年1部で戦うことに気持ちを入れて頑張っていこうと思う」と山田主将は2部を優勝しても満足はしていない。「目標は入賞」(山田主将)。少数精鋭の旭川大が次は1部で旋風を起こすか。

一方、2位に入り昇格を果たしたのがもう一つの『旭川』・旭川医科大女子部。「去年は2点差で上がれなかったのが悔しかった」(古御堂みな距離主将=4年)。去年は全体的に「今年は全員参加で」(古御堂距離主将)大会に臨んだ。序盤からライバル・東北大との一騎打ちが繰り広げられる。ついた差は最大でも6。最終日のリレーを迎え、旭川医科大のリードはわずかに3と逆転可能な状況となった。だが、その中でも旭川医科大陣に焦りはない。東北大に2位と先着を許すも、3位をがっちりキープ。去年の借りを返し、今年は『2点差』で念願の初1部を決めた。次の目標は3月にある医学部による全国大会の「全医体(全日本医科学生王座決定試合)のリレーで今度は東北大に勝つ」(古御堂距離主将)こと。「医学部でも1部に上がれるくらい練習していることを示したかった」(古御堂距離主将)。国家試験を控える部員も多くいる中、練習時間を捻出。その練習が1部昇格という実を結んだ。

来年、1部に上がる2つの『旭川』。北海道のスキー発祥地に集う選手たちが次はどんな戦いを見せてくれるのか。
(早稲田スポーツ新聞会)



wasedanews 2011/2/22   『秋田の名産品もたくさん!インカレ食べ比べ!』

84newsW0222熱戦が繰り広げられる全日本学生スキー選手権。そんな中、選手たちや観戦者がこぞって昼時に繰り出す場所がある。アルパス入口の露店コーナーだ。大会初日から毎日露店は営業され、秋田の名産品をファーストフードとして販売している。そんな露店を営業している地元の方々に取材し、各店のお勧めの品を紹介する。

やはり、秋田というと『米』。あきたこまちという独自の品種もあるほど、秋田の米は有名だ。『おやつショップサトウ』で販売する『味噌付けきりたんぽ』もその米を使って作られる鹿角の名産品。つぶした米を竹輪のようにして焼き、味噌と水あめと砂糖で味付けた逸品である。また、近年秋田でブームを起こしている『米粉』にも注目だ。『平和軒』で売られている『米粉麺』は小麦粉ではなく米粉で作られた麺。また、『竹洞商事』で売られている白い大判焼きも米粉を使っているそう。『平和軒』の駒木さん曰く「米粉を使うと、小麦粉よりもちもちした食感になる」。もちろん、これらのすべてに使われている米はあきたこまちだ。

大会中一番の客を集めたのは、『八幡平ポーク』の豚汁だろう。なんと無料提供で豚肉、大根、人参、キャベツ、高野豆腐、糸こんにゃくなど具材も豊富。特に普通の豚肉より、肉質がきめ細やかで柔らかな『八幡平ポーク』の味は格別だ。また、その隣で同じく無料提供していた『鹿角りんご』にも人だかりができていた。りんごを紙カップに満杯と大盤振る舞い。鹿角地域特有の昼夜の寒暖差によって生まれたジューシーさに多くの人が舌づつみを打っていた。

多くの店舗が昼過ぎには完売する盛況。早く行かなければ食べることができないかもしれません。大会も残り2日。露店コーナーにも足を運んでみてはいかがでしょうか。
(早稲田スポーツ新聞会)


 

meijnews 2011/2/22    明大は2種目でポイント獲得

 

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◆2・18~24 第84回全日本学生選手権大会(花輪スキー場)
▼2・22  スペシャルジャンプ 1部 団体戦
1位――早大
2位――旭川大
3位――中大
4位――明大
▼クロスカントリー 30㎞クラシカル
1位――宮沢(早大)
2位――レンティング(早大)
3位――柏原(早大)
7位――杉沼(明大)

22日は大会5日目。男子1部はジャンプ団体戦とクロスカントリー30㎞クラシカルが行われた。明大は両種目でポイントを獲得した。なお、ジャンプ団体戦では早大が優勝、またクロスカントリー30㎞クラシカルでも早大勢が表彰台を独占し、総合得点で中大を逆転してトップに立った。

日程が変更され、午前9時から行われたスペシャルジャンプ部門の団体戦。成田、山崎、横川の1年生トリオで臨んだ明大は、4位だった。個人戦10位入賞の成田は1本目72.5m、2本目71.0mと、ともに70mを越えるジャンプを見せた。コンバインド部門の選手で、急きょ出場することになった山崎も健闘した。全員が初出場という状況の中、4位はまずまずの結果と言えるだろう。

11時からはクロスカントリー30㎞クラシカルが行われた。明大勢では「これまでのレースの中で1番疲れた」と言いながらも、杉沼が7位入賞。杉沼にとっては20日の10㎞フリーに続いての入賞となった。同じく10㎞フリーで入賞し、この日も活躍が期待された三浦は17位。「粘れなかった」と三浦。前半は先頭集団に食らいついていったが、後半に失速した。

 大会5日目を終了し、明大勢が出場する種目はクロスカントリー男子4×10㎞リレーを残すのみ。明大は昨年果たせなかった表彰台を狙いにいく。
【松隈遼平】

 

 

chuonews  2011/2/21    ジャンプでも山元3位入賞!!

84newsC0221-221日に行われたコンバインド、スペシャルジャンプで山元駿(中大4)が3位、豊岡佳祐(中大2)が9位入賞を果たした。
4年生である山元は「自分たちが中心のチームで、他の年より勝ちたい思いは強い」(山元)と最後のインカレへの意気込みを見せていた。山元はノルディック競技を専門とするだが、国体からジャンプの調子も上がってきており「上出来だった」(山元)と目標成績5位を上回る結果に喜びの表情を浮かべた。滑走時に「重心を後ろに置かない」(山元)姿勢を心がけ、見事表彰台に登った。
一方豊岡は、ジャンプ1本目は自身の納得がいくものではなかったが、2本目は「風のコンディションが悪い中で自分の中ではいい出来だった」と振り返る。その結果の9位入賞は「まずまず」(豊岡)の出来である。
  大会4日目とこれまでの疲労が溜まってくる中での入賞者は、中大の大きな力となる。「毎日目標に向かって一生懸命出来ることを考え」(山元)、これを実行出来たからこそ勝ち取った勝利だった。
(中大スポーツ新聞部)



chuonews  2011/2/21    回転及川優勝、アルペンの中大  

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アルペン競技最後となる回転。中大からは9人が出場し入賞を狙った。
一本目、今大会大回転とスーパーG2位のエース及川貴寛主将(中大4)がまさかの10位スタート。「びっくりした。年明けからレースがつづき、練習を2回しか行わず、調整不足だった」と分析。しかし二本目は路面のコンディションが荒れコースアウトするなどタイムを落とす選手が続出するなかで一本目とほぼ変わらぬタイムで滑り、順位を一気に逆転し優勝を手にしてた。
また清水大(中大3)も3位に入賞。夏にはニュージーランドへ留学しトップ選手に混じり力をつけた清水。攻めの滑りで一回り成長したことを証明してみせた。
その他にも寺田建剛(中大3)が5位佐々木辰徳が8位に入賞し、中大インカレ優勝に向け弾みをつけた。
(中大スポーツ新聞)



meijnews  2011/2/21   複合に続き小林が金。1年生が光る大会結果に

◆2・18~24 第84回全日本学生選手権 大会(花輪スキー場)
▼2・21 スペシャルジャンプ部門 個人戦
 1位――小林(東海大)
2位――渡部(早大)
3位――山元(中大)
10位――成田(明大)
18位――横川(明大)

 東海大の1年生が19日の複合に引き続きジャンプ個人戦でも優勝を成し遂げた。
誰もがため息をついた。多くの選手が72m前後の記録を出す中、回ってきた小林の1本目。跳躍距離はなんと83m。この時点で2位とは8mの差をつけ、ほぼ優勝を手中に収めた。それでも集中力は切れない。2本目の跳躍も全選手中1位タイの78.5mを飛び、2位に20点以上の差をつける完全優勝で大会を終えた。

 一方、同じ1年生の明大・成田は10位入賞と及第点の結果を残した。しかし、SAJジュニアチームの選抜選手にとって、この結果は必ずしも納得のいく結果ではないはずだ。そのような気持ちが「来年リベンジします」(成田)の言葉に凝縮されていた。

 準優勝の渡部(早大)も1年生と、今年のジャンプは若い精鋭の活躍が目立った。これからのスキー界を背負うであろう彼らの活躍の更なる飛躍に期待したい。
【木村揚輔】



meijnews  2011/2/20   昨年の覇者を抑え、三浦3位入賞!


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◆2・18~24 第84回全日本学生スキー選手権大会(花輪スキー場)
▼クロスカントリー 10㎞フリー
1位――柏原(早大)
2位――宮沢(早大)
3位――三浦(明大)

インカレ3日目はクロスカントリー10㎞フリーが行われた。早大が入賞10人中6人を占めるなど、選手層の厚さが感じられた。しかし、明大の三浦が意地を見せ、昨年の覇者レンティング(早大)を抑え3位に入賞。早大の表彰台独占を阻止した。
初日に行われたスプリントで、思うような成績が出せずに悔いが残った明治。そのため「気を切らさずに臨みたい」(三浦・明大)と、闘志を燃やしていた。
当日はほぼ万全な状態だったという三浦。スタートは「いつも焦って飛び出していたので」(三浦)と、後半のためにも落ち着いて走りだした。それでも5㎞を走った時点で暫定トップと、好調な走りを見せる。後半、三浦は持ち味である粘り強さを生かし、追い上げを図った。その結果、何人もの選手を抜きさり、フィニッシュ。見事三浦は表彰台入りを果たした。「1シーズンに来るか来ないかの好調だった」と語る三浦。粘り強さに加え、最後まで諦めなかったことも好成績につながったようだ。
しかし、まだ上がいる。3位の順位に三浦は「うれしさ半分、くやしさ半分」と、今の順位に満足はしていない。残る競技は30㎞クラシカルとリレー。三浦の目は表彰台のさらに高い位置に向いている。
【森純奈】

 

 

wasedanews 2011/2/19    『奇跡の同着写真判定!エース同士の熱戦』

 

W0219-22月19日、女子スプリントクラシカル。そのA決勝で二人のエースの歴史に残る大熱戦が繰り広げられた。日大・笠原千裕と早大・古谷沙理。序盤から終盤まで続けられたつばぜり合いの結末はゴールの瞬間まで分らない展開となった。

日大3選手、早大3選手で迎えたA決勝。スタート直後は笠原が先頭でレースを引っ張った。一方の古谷も2番手に控えていたが、中盤の下り坂では先頭に立つ。抜きつ抜かれつで、突入した終盤。レースが動いたのは最後の難関・上り坂だった。追走していた古谷が仕掛け二人は横並びに。上り切った最終コーナーで外に持ち出した笠原。内には古谷。ゴール前の直線に差し掛かっても互いに譲らない。沸き上がる会場の歓声。そして二人はゴールへと突き抜けた――。

奇跡の同着写真判定。だが、すべての力を使い果たした二人に後悔の表情はない。すぐさま、互いに駆け寄り健闘を称えあった。軍配が上がったのは古谷。だが、わずか数センチの差で争われた決勝。二人の姿は見る者の心を打ったに違いない。

3日目を終え早大が1位、日大が2位。日大と早大の熾烈な優勝争いは続くだろう。日大13連覇か、早大初優勝か。この先もさらに熱い戦いを見せてくれるはずだ。
(早稲田スポーツ新聞会)

 

 

wasedanews 2011/2/19    『早慶の交流は未だに強く』


w0219早稲田と慶應。昨年、野球・ラグビーなど多くの競技で熱闘を繰り広げた両校であるが、今回の全日本学生スキー選手権では両校とも協力態勢を敷いている。18日にも開会式後にエール交換を行い、互いの健闘を祈った。80年以上も続く交流を続ける両校。その関係について、両主将に話を伺った。
「早慶でよく雪上でも練習する」と慶大・鈴木祐太主将が語るように、両校は普段からともに練習する間柄。大会前日や、大会中も早慶で練習し、互いに切磋琢磨しあったそう。一方、練習だけでなく、部員同士個人的にも仲がいい。オフシーズンはバーベキューをしたり、球技大会をしたりと良好な関係を築いている。
現在1部で2連覇を達成している早大だが、慶大は現在2部に所属する。だが、今大会は2日目の終了時点で2位。39年ぶり1部昇格への期待も高い。鈴木主将自身もアルペン競技の大回転で5位に入賞し、部に貢献している。「持てる力を精いっぱい出して、1部昇格をしたい」(鈴木主将)。来年はライバルとして相まみえるために。これからも続く慶大の昇格争いに注目だ。
「自分たちも今年こそ慶応たちに1部にあがってほしいと思っている」(早大・立崎幹人主将)。「今年は男女で(早大に)総合優勝してほしい」(鈴木主将)。両校ともに願う最高の結果となるか。
(早稲田スポーツ新聞会)